about.ショーワグローブとは?
ショーワグローブの
過去・現在・未来- 手袋を作り続けてきたショーワグローブ。
作るものは変わらずとも、その姿は常に進化を続けてきた。
その変革と本質に迫る。
これまで
のショーワグローブ
since.1954〜
ショーワグローブのはじまり

創業者 田中明雄の人々の手を守りたいという想いから誕生した尚和化工株式会社
ショーワグローブは、1954年に「尚和化⼯株式会社」として創業しました。
この社名の「尚和」の由来には創業者 ⽥中明雄の、社内及び社外のみなさまと共に栄え、信⽤される良き関係を先ず⼀番に考えること、それが『和を尚(たっと)ぶ』であるという強い想いが込められています。
では、その後の70年の歴史はどのように始まっていったのでしょうか?
ショーワグローブの創業者・田中明雄(あけお)は、 1942 年(昭和 17 年)軍隊に入隊。
派遣された任地で過酷な耐寒訓練を経験した。
終戦後、田中は友人から当時の新素材「 塩化ビニール 」を製品化する誘いを受け、その実用化の道を探し始めた 。試行錯誤の末、塩化ビニール製の万年筆のインクチューブの製品化にこぎつけた。

「手を守りたい」
自分の辛い体験から生まれた「手を守りたい 」という思いから、田中は塩化ビニールを使った手袋の開発に着手した。
しかし、それは楽な道のりではなかった。

「全部捨てろ!」
中には不良品も出て、全てがうまくいくわけではなかった。
1つでも悪い品が出るということは、全部悪いということ。
妥協を許さずに続けた結果、
世界初の塩化ビニール製手袋の開発に成功。
そして…
手袋一筋でこだわりのものづくりを続け、
事業も軌道にのり
現在のショーワグローブ株式会社が誕生。
創業70年の現在を迎える。
これまでの“こだわり”が
今のショーワグローブを支える
数多くの商品を生み出してきたのです。
- ニュー
ビニローブ - パーム
フィット
手袋 - グリップ
- テムレス
- ケミスター
ワイヤー
フィット

ニュービニローブ
「縫い目が手にあたって痛い。」「細かな作業が難しい。」この悩みを解消した画期的な技術。ショーワグローブの特許第1号。

パームフィット手袋
「発塵を抑え、より高品質なものを生み出せるように」人の手だけではなく、その手が生み出す製品も守る手袋の先駆けに。

グリップ
背抜き手袋のロングセラー。丈夫さとやわらかさ、グリップ力を兼ね備えたショーワグローブの代名詞。

テムレス
「水は通さないのに、ムレは逃す」前例のない商品が誕生。今では産業界以外でもアウトドア業界等で幅広く活躍。

ケミスターワイヤーフィット
「強くてしなやかな作業性」独自の繊維技術により耐切創強度を持ちながら、薄くやわらかく手にフィット。現場で起こりうる「キケン」から、作業者を守ります。
現在
のショーワグローブ
事業の広がり
- 手袋作りに
込めてきた
信念。 - 創業以来、ショーワグローブは数々の独創性あふれる製品を生みだし、手袋の新しい価値を提案してきました。その歴史の根底には、揺るぎない信念が息づいています。そして、その貫いてきた信念こそが、今もショーワグローブを支えているのです。
「人の真似をしない」
「手型が完璧でなければ、いい手袋はできない」
「品質に納得すれば、また買ってくれる」
「先知・先手」の精神業界初、生産工程の自動化を実現
だからこそ、
全てを自分たちで築き上げてきた。
-
開発 -
製造 -
品質 -
営業 -
管理
あらゆる手を守るために広がった事業領域
日常の中で、「手」を使うシチュエーションは無数にあります。そのためショーワグローブでは家庭用から産業用、スポーツ・アウトドア・医療など、様々な人たちの手を守り作業性を向上させ、ビジネスフィールドを拡大してきました。

現在では
- 手袋の種類
-
1,500種類以上
- 家庭用手袋の国内シェア
-
1位
出典:インテージ SRI+ 家庭用手袋市場
2024年1月~2024年12月 累計販売金額
- 国内・海外合計の特許保有件数
-
約100件
世界への広がり
現在の姫路本社に始まり国内拠点を広げ、
マレーシアを皮切りに世界へ進出。

製造拠点
1989
1989年のマレーシア進出を機にベトナム、ミャンマーと生産拠点を拡大。生産数を大きく伸ばすとともに、安定的な供給網を構築。

販売拠点
1997
製造拠点のみならず、アメリカやオランダの販売拠点を中心に世界中の販売網を拡大。グローバルなグループ体制を確立しました。
海外拠点
海外グループ会社と連携し
グローバル展開に向けて
さらなる飛躍を目指しています。
現在では
- 海外拠点
-
6拠点
- グループ従業員数
-
約5,800名
これから
のショーワグローブ
未来への挑戦
世界中の手を守るために、
取り組むべき課題がたくさんあります。
- 新たなターゲットに
向けた商品 - さらなる
海外販売網の拡大 - 健康・環境に配慮した
商品開発 - 生産性向上を目的とした
DXの推進
例えば

日本製使いきり手袋による販売チャネルの拡大
国内初となる「ニトリルゴム製使いきり手袋」の製造拠点を香川県坂出市に新設しました。従来の海外サプライヤーからの供給だけに頼ることなく安定した供給力と製品力を強みに、当社の価値を提供しきれていなかった医療現場へのアプローチに取り組んでいます。

海外への販売網を拡大し、世界中に安心と安全の提供を
マレーシアやアメリカをはじめ海外の製造・販売拠点を拡大。当社の手袋は現在、70を超える国と地域で使用されております。今後もより高い機能と品質の製品で、世界中のユーザーの皆様に安心と安全をお届けできるよう様々な施策を実行していきます。

未来を見据え、環境に配慮したものづくり
近年、SDGsへの関⼼が⾼まり、ものづくりにおいても環境負荷やエネルギー消費を抑え、資源を守りながらモノをつくるといった企業の責任が求められています。ショーワグローブでは、⼿だけでなく未来の環境にも配慮したものづくりを⽬指します。

DX推進により最高レベルの生産性向上をグローバルに促進
ITツールを用い、部署間やグループ法人間のコミュニケーションを活発化させています。生成AIを活用した市場予測や新商品アイデア創出、テクノロジーを活用したスマート工場化など時代の変化にあわせグローバルレベルでさらなる生産性の向上を進めていきます。
私たちの挑戦はまだまだこれからです。
守るべき手がある限り、
こだわりのものづくりを続けていきます。