SOLUTION現場の問題別ソリューション

切創事故対策

切創事故がもたらす影響

現場における切創事故は、鉄板やガラス、刃物やエッジの立った部品の取扱いなど、様々な要因で発生します。

刃物(包丁・カッターなど)を扱う際
刃物の取扱いに対し注意を怠ると、誤って手や指を切ってしまう恐れがあります。
鉄板・ガラスなどを扱う際
鉄板・ガラスなどの運搬や加工作業では、取り扱いを誤ると、重大な切創事故につながる恐れがあります。
基板・パネルなどを扱う際
エッジの立った精密機器(基板・パネルなど)を扱う際、切創事故はもとより、鋭利な部分で手袋を切ってしまうことによる異物混入の恐れがあります。

切創事故対策について

切創事故を防ぐためには、現場の中でケガや事故の原因を特定し、作業環境や工具・機械の取扱いに十分注意しましょう。また、耐切創繊維の保護具を着用することが、切創事故防止にはとても重要です。

工具や製品などを扱う「手」に関しても、切創事故対策用ではない手袋をはめて作業を行うと、重大な切創事故を引き起こす恐れがあります。万が一の事故が起こる前に、そして赤チン災害やヒヤリ・ハットを未然に防ぐためにも、作業内容に適した手袋を選びましょう。

切創事故対策について

ショーワグローブの耐切創手袋が役立ちます。

耐切創手袋とは?耐切創繊維(切れにくい機能性繊維)を使用した手袋を耐切創手袋と呼びます。耐切創手袋は、切れにくさの評価を"耐切創レベル"で表現することができます。ショーワグローブではEN 388に基づいて、耐切創レベルを導いています。※EN 388とは、EU(欧州連合)にて制定されている保護手袋の機械的物性強度を評価する規格基準のこと。

耐切創レベル・試験についてEN 388規格は2003年版(以下EN 388:2003)から2016年版(以下EN 388:2016)に改正されました。改正後は、耐切創性をより正確に評価できるよう従来の回転刃試験(クープテスト)に加え、EN ISO 13997 TDM試験が追加され、それぞれに耐切創レベルを導きます。

回転刃試験(クープテスト)

試験片を測定台に固定し試験用刃物(回転刃)に一定の荷重をかけて試験片の上を往復運動させ、切断(貫通)に至るまでの往復回数を測定します。この測定を標準布と交互に数回実施し、得られた値により耐切創性の評価値を算出します。
EN 388:2003では評価値が0~5までのレベルに分けられ、数字が大きいほど耐切創性に優れていることを表しましたが、EN 388:2016から参照不可の「×(バツ)」の場合があります。

参照不可「×」になる場合:

高い耐切創性の試験片を評価する場合、試験用刃物の鈍化・評価値の算出方法が要因で正確な測定値が出にくいため参照不可「×」となります。この場合、EN ISO 13997 TDM 試験で導いた耐切創レベルを参照してください。
ショーワグローブでは、EN 388:2003で運用していた数字のレベルも参考データとして下記のように表記いたします。



EN ISO 13997 TDM試験

試験片を測定台に固定し、試験用刃物(平刃)を試験片に押し付け一方向へ動かし貫通した時点の刃の移動距離を測定します。荷重を変えて数回試験を行い、刃の移動距離と荷重の散布図(グラフ)を取り、近似曲線の代表値から評価値を得ます。評価値はA~Fのレベルに分けられ、Fに近づくほど耐切創性に優れています。



ショーワグローブでは、さまざまな耐切創繊維を採用し、
それぞれの特性を活かした耐切創手袋を取り揃えています。

ステンレスワイヤー混合糸(HAGANE Coil®)

ステンレスワイヤー混合糸(HAGANE Coil®)

HAGANE Coil®

ショーワグローブ独自の繊維技術である、「HAGANE Coil®(ハガネコイル)」テクノロジー。
ステンレスワイヤー糸とさまざまな種類の繊維を組み合わせることにより、耐切創強度を持ちながら、さまざまな機能性を付加できる繊維(混合糸)です。
※HAGANE Coil®は、ショーワグローブ株式会社の日本における登録商標です。

繊維の組み合わせ

・ステンレスワイヤー糸×アラミド繊維
ステンレスワイヤー糸とアラミド繊維を組み合わせることにより、優れた耐切創性(レベル5)を実現しています。

・ステンレスワイヤー糸×ポリエステル繊維
ステンレスワイヤー糸とポリエステル繊維を組み合わせることにより、やわらかな使用感と耐切創性(レベル4)を実現しています。

デュラコイル(DURACoil)


デュラコイル


ショーワグローブ独自の繊維技術であるDURACoil(デュラコイル)テクノロジー。
グラスファイバーとハイマルチフィラメントを軸としたDURACoilに、その他さまざまな種類の繊維を組み合わせ、耐切創強度と肌触りの良さ、作業性を実現しています。
肌に直接グラスファイバーが触れないよう、ハイマルチフィラメントを用いたカバーリング技術を開発し、風合いを高めています。

高強度ポリエチレン糸(HPPE糸)

引張強度や、耐候性・耐薬品性に優れた高機能繊維です。

高強度ポリエチレン糸/高強度ポリエチレン糸 高強度ポリエチレン糸拡大写真

優れた低発塵性

長繊維を採用しているため、手袋からのホコリや糸くずなどの発生を抑え、ホコリを嫌う環境下での作業にもお使いいただけます。

  • 長繊維

    長繊維

    最初から最後まで途切れのない長い1本の糸を撚りあわせてできています。糸が長い分、糸が抜けにくくなっています。

  • 短繊維

    短繊維

    細く短い繊維の糸を擦りあわせ1本の糸を作ります。糸が短い分、糸が抜けやすくなっています。

アラミド繊維(ケブラー®)

耐切創強度・耐熱性に優れた高機能繊維です。その性質から、ロープや、タイヤなどゴム製品の補強材、消防服などの耐火性製品に用いられています。※ケブラー®はE.I.Dupont社の登録商標です。

  • KV660

    【塩化ビニールを全面にコーティングした手袋】

    塩化ビニール

    • M
    • L
    • LL/XL
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  • GP-KV2R

    【ケブラー®を採用し、油や摩耗に強いニトリルゴムをコーティ...】

    ニトリルゴム

    • M
    • L
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  • GP-KV1

    【ケブラー®を採用し、高いスベリ止め効果を発揮する天然ゴム...】

    天然ゴム

    • M
    • L
    • LL/XL
    詳細をみる

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