物流の先にいるお客様のために。
全体を見渡しながら、
常に最適な答えを探している。

ビジネス推進本部 ロジスティックスグループ
※インタビュー時の所属部署を記載しております。

廣川 崇之2004年 入社

全体を把握することの大切さ。

はじめてショーワグローブの手袋を手にしたのは、大学時代に経験した引っ越しのアルバイトの時だ。当時は会社名すら知らなかったが、就職活動で説明会に参加した時に、バイトで使っていた手袋のメーカーだと気がついた。身の回りに目を向けると手袋が使われているシーンは意外と多く、ごく身近なものに感じられた。大企業よりも自分の携わった仕事が形になるのを、見届けられる会社を探していた僕にとって、ニッチな市場でしっかり経営基盤を整えているショーワグローブは魅力的に映った。選考時の面接では、採用責任者の飾らない話しぶりと人柄に親しみを覚え、この会社でこの人たちと働けたらおもしろそうだな。そう素直に思えた。

入社の決まった僕は、最初は営業として地元札幌の営業所に配属され、主に業務用ルートを担当した。商品知識も深まり、業務も滞りなくこなせるようになった3年目、姫路本社の財務経理グループへの異動が決まった。会社の売上など、経理関連のデータを管理する基幹システムの刷新プロジェクトが立ち上がり、僕も参加することになったのだ。大学で簿記や財務などを学んでいたが、より実践的な知識として学び直すいい機会になった。財務経理で5年経った頃には、フランスの子会社に出向し、オランダ法人の経理業務と基幹システムのサポート業務に携わった。この海外赴任で学んだのは、外国人との仕事ではできるだけストレートに自分の考えを伝えることと、日々楽しんで暮らすことの大切さだ。現地の人々は日本と違って仕事でいっぱいいっぱいになるようなことはない。そんな人生との向き合い方に刺激を受けた2年間でもあった。海外出向も含め、財務経理には7年いたが、その間の業務を通じて、全体を見渡す俯瞰力が身についたと思う。財務経理グループは日本だけでなく、海外の工場や販社などの情報もすべて数字で集まってくる部署だ。経営の指針となるだけに、会社全体を見渡しながら判断することが大事だ。この全体を把握する力は、今のロジスティックスグループでの業務でも大いに役立っている。

さまざまな部署での
経験から得た気づき。

海外勤務を経て、ちょうど10年目。姫路本社のシステム企画グループ(現在の情報システムグループ)に配属となり帰国した。ここでも基幹システム関連の業務を担当することになった。財務経理時代の立ち上げ当初から基幹システムの関連業務に関わっているが、プロジェクトを通して学んだことは多い。

認識に些細なずれが生じたまま開発を進めてしまい、やがて大きな溝となりトラブルになったことがある。今、どういった理由でなにをしていて、それが新しいシステムではどうなるのか。メンバーの認識に差異があったために起きたトラブルだった。新しいシステムを導入する時には、関わるメンバーが共通の認識を持って進めることが大切だと痛感した。現状を把握して認識を共通化できるように、プロジェクト全体をフローにまとめて共有するようにした。業務の見える化・標準化の重要さに気づかされた経験だった。こうしてさまざまな部署で積んだ経験を手に、僕は現職のロジスティックスグループに異動することになった。それは入社して14年目のことだ。

商品の過剰在庫や欠品を回避し、
効率的に流通させる。

国内のお客様へ安定的に手袋を供給するために、適正な在庫管理を行い、物流全体を淀みなく流れるように整えるのがロジスティックスグループの役割だ。営業や工場など関連するグループとの連携を密にし、商品在庫の適正化や、倉庫内作業の効率化、配送業務までを一元管理している。物流の効率化と安定供給の実現は企業戦略のうえでも重要で、とてもやりがいのある業務だと感じている。

僕の主な担当は、日本で売るための商品を海外の生産拠点から輸入する計画の立案・管理だ。数か月先に必要な商品在庫を、営業からの販売予測と直近の販売実績から予想して発注し、輸入した商品を北海道と関東(宇都宮市)、関西(三木市)、九州(福岡市)の四か所にある倉庫のどこへ保管するのかを計画する。例えば、首都圏で売れ筋の商品は、出荷時の輸送にかかるコストと時間を抑えられる関東の倉庫に入庫させるなど、常に効率のよい流れを考慮して計画を立てていく。

しかし、手袋の売れ方にも波があり、さまざまな理由で予測数と実売数には差が生じる。家庭用手袋は年末にスーパーや量販店で大掃除グッズとしての需要が増えるため、そこへ向けて在庫数を積み上げていく必要がある。工場などで多く使われる業務用手袋は、お客様の急な増産体制や工場の増設によって予期せぬ注文が増えるなど、手元の情報だけでは予測できないことも多い。

在庫を増やしすぎても倉庫に収まりきらず、過剰在庫となってしまう。しかし、最も避けたいのは欠品だ。ショーワグローブの手袋を求めている人がいるのに、在庫がなければ届けることができない。それだけは、なんとしても回避したい。そういった場合には、工場から出荷可能な在庫をすぐに手配したり、他で予定していた分を回してもらったりと、イレギュラーな形での調整を行う。有事の対応力もこの業務では大切なスキルだ。

見える化・標準化することが、
安定供給につながる。

財務経理時代に重要性を感じた業務の見える化・標準化を、ロジスティックスグループでも実践している。

在庫状況を常に社内サイトで他部署とも共有し、状況によっては蜜にコミュニケーションをとる。例えば在庫が品薄になってきた時は、営業にその状況を連絡して販売方針を見直してもらうように打診する。欠品が起こってしまいそうな時には、損失を最小限に抑えられるように欠品理由と最短の納期を関連部署へすぐにアナウンスする。業務を見える化することで、トラブルの発生を未然に防げるだけでなく、避けられなかった場合のリカバリーもスピーディーになるのだ。

また、常に適正な在庫を保ち、安定した商品供給ができるように、業務を標準化して個人に依存しない体制づくりも進めている。手始めに取り組んだのは、商品タイプによって発注者が異なるため、統一されていない発注フォーマットを共通仕様に整えることだった。小さなことのようだが、書類を共通化しただけで基準の曖昧だった部分が統一され部署内の認識にブレがなくなった。次に手をつけたのは、予算を倉庫別に落とし込むことだ。これにより、倉庫別に正しい在庫計画を立てられるようになった。

業務の最適化を行う時には、細かいところから順に手を加えていかないと、なにを改善すべきなのかが見えてこない。まずは情報を整えて標準化し、それを見える化することで、誰が担当しても同じ水準で業務を行えるようになっていけるだろう。この取り組みは、自分たちの業務の効率化だけでなく、お客様への安定した供給にもつながっているのだ。

会社にとっての最適を常に考える。

“やることはやる、やるときはやる、やれるだけやる”。高校の標語だったこの言葉が、僕は好きだ。やるべき「こと」「とき」「量」をしっかりと判断して行動すべきだと示唆しているのだろう。業務を行ううえでは、それに加えて「誰」を意識するようにしている。その仕事は自分がすべきことなのか、後輩に任せた方がいいのか、あるいは他のチームに任せた方がいいのか。会社にとって最善となる選択肢はなにかを、状況に応じて考えるようになった。

倉庫を移管する日程を立てたり、在庫計画の指標となる資料を作ったりと、自分でやれば早く処理できる仕事も、最近ではできるだけ後輩に任せるようにしている。そこで後輩が成長してくれれば、僕も周囲も楽になる。また、全体の業務レベルを引き上げることにつながり、会社にとってもプラスになる。これまで営業、経理、システム、物流と幅広い業務を経験し、さまざまな角度から現場を見てきた。仕事の視野が会社全体へと広がったことで、部分最適よりも全体最適を考えるようになった。それぞれの部署で培った人脈も、仕事の上で役立つことが多い。相手の事情や都合も分かるので、業務上必要な連携も想像を働かせて動けるようになった。この先は、これまでの経験を活かして多角的な視点から業務を分析し、ショーワグローブとしての最適な一手をお客様に提案できる人材になりたいと思っている。

1年目 札幌営業所に配属 業務用ルートを中心に小売りルートも担当 3年目 財務経理グループへ異動 姫路本社で原価計算、連結決算、基幹システム導入 関連業務を経験 8年目 フランス子会社へ出向 基幹システムサポートとオランダ法人の経理業務を担当 10年目 情報システムグループ(当時のシステム企画グループ)へ異動 基幹システム関連業務を担当 14年目 ロジスティックスグループへ異動 国内への輸入計画を担当 15年目

世界中のお客様への商品の安定供給と、
手袋づくりに必要なあらゆるモノの調達が使命。

ロジスティックスグループは、世界中のお客様への商品の安定供給と、手袋づくりに関わるすべてのモノの仕入れを担います。

グローバルに拡大を続けるために市場のニーズに対応し、効率的な物流と資材の安定調達を実現することは、企業戦略のうえでも重要な業務となります。関連するグループの関わりも多く、幅広い対応が求められますが、とてもやりがいのある仕事です。

その手が、未来をつくる。

わたしたちとともに未来をつくる、
仲間の応募を待っています。