商品の動きを知り、
供給を安定させる
最終地点的立場として、
責任感を持って取り組みたい。

ビジネス推進本部 ロジスティックスグループ大津 晴香2018年 入社

業務に対する理解を深め
「頼られる」存在に。

ショーワグローブには国内の営業所や生産拠点、物流センターのほか、オランダ、アメリカに営業拠点、マレーシア、ベトナム、ミャンマー、アメリカ、グアテマラに生産拠点がある。私がいるロジスティックスグループの物流チームでは、国内外から寄せられる販売情報をもとに、商品の輸出入に関する書類の作成や管理をする貿易業務、生産工場や物流センターと連携して行う商品の在庫管理、倉庫への入出庫やお客様への配送といった倉庫業務の3つの業務を一元管理している。

以前はひとりでひとつの拠点を担当していたこともあったが、現在は、ジョブローテーションでそれぞれの業務への理解を深め、誰が休んでも滞りなく業務が進められる体制を整えている。

もちろんその業務に精通したスペシャリストは必要だと思う。しかし、さまざまな業務をこなすこと、また、他の業務を経験してきた人たちと共に仕事に取り組むことで新たな発見や改善点が見えてくることが多く、とてもいい経験になっており、私自身、仕事もスムースに進められるようになった。

今までは先輩と一緒に取りを組むことが多かったが、入社5年目にして私にも後輩ができた。先輩に頼りっぱなしだったが、コロナ禍の困難な状況やジョブローテーションを通して得た経験をしっかりと後輩に伝え、先輩方のような「頼られる」存在になっていきたい。

困難な状況を経験し、
仕事も人としても成長できた。

私が担当する輸出入の業務は、通常であれば在庫計画担当の入荷希望数や海外営業拠点の発注を受け、そのまま工場に生産を依頼し、出荷の指示を出すという流れだが、最初に配属された総務人事グループからこの部署に異動になったのは2019年12月。すぐに新型コロナウィルスの影響が出てきた。

海外では新型コロナウィルスによる行動制限により、仕入先からの原材料や資材調達も遅れ、生産に大きく影響した。また、主な輸送手段であるコンテナ船の運航スケジュールが大きく乱れたことで計画通りに輸出入手配が進められない状況になった。

新しい部署で業務にもまだ慣れておらず、かなりパニックになったことを覚えている。通常のリードタイムやオペレーションで進めることが難しい中、先輩たちのアドバイスを聞きながら希望通りのスケジュールで出荷を進められるように奔走。海外とのやり取りは時差も影響してくるため、そのタイムラグを計算しながら優先順位を決めて進めていかなければならなかった。

また、トラブルがあるとさまざまなことを考慮した調整が必要になる。発注してきた営業拠点は、その後、どのようなフローで進めているのか、発注した先で工場はどのような工程が必要になるのか、またそれらにどれくらいの時間がかかるのか。それらをすべて把握したうえで調整しなければならない。

コロナ禍というイレギュラーな状況を経験したおかげで、自分の業務だけでなく前後工程の知識が増えた。物流の全体像が見えてきただけでなく、相手の立場にたった発注や指示、相手に対する心遣いなど人としても成長できたと感じている。

若手でも責任感ややりがいを
感じ、活躍できる場がある。

私は小学校3年間と高校の1年間、アメリカに住んだ経験がある。父がメーカー勤務でその海外出向に同行していたのだ。日本にいる間も、帰国子女や多国籍の学生が集まる中高一貫校に通っていたため、多文化共生や国際政治には興味があり、大学では国際学部を選んだ。

大学卒業後は、海外と日本をつなぐような仕事がしたいとメーカーへの就職を目指していた。

ショーワグローブを知ったのは、大学のキャリアセンターが開催していた説明会。ブースに立ち寄ると若手の社員が採用活動にあたっている姿が。まわりの先輩社員の方とも自然に接し、とても雰囲気のいい会社だと感じた。海外に営業拠点や生産拠点があること、これからさらにグローバル化を進め、海外マーケットにも売り出していきたいという話を聞き、自分の経験や語学力を活かして仕事ができるのではと思い、入社を決めた。

新入社員研修が終わり、最初に配属されたのは総務人事グループ。説明会のブースで会った先輩社員のように、すぐにいろいろな仕事にチャレンジさせてもらった。

入社2年目のころ、創業65周年に向けて本社にある手袋ミュージアムのリニューアル、全国の社員を集めたパーティーなどが計画されており、そこで企画運営に携わることができた。現在の物流チームに異動したときもすぐにチャレンジできる機会があった。学生時代に目指していた海外に携わる業務に就け、さらに担当を任せられたことで、責任感ややりがいを強く感じるようになった。

どの部署でも、早い段階でさまざまな経験をさせてくれるのは、ショーワグローブの特長だと思う。

商品が生まれるところの
知識も深めたい。

「感謝を忘れない」。新入社員研修で教わったこの言葉は、今でも私のモットーだ。

開発・製造部門が商品を生産し、営業部はその商品を販売する。他部署の業務が円滑に進むようにサポートするのが私たち間接部門の仕事だ。物流チームは、さまざまな部署が努力、協力し出来上がった商品をお客様に手に取ってもらうための最終地点的立場であり、安定的に手袋を届けられるようにするにはどうしたらいいかを常に考えながら動いている。

今では、業務の全体像も見えてきたので、もっといろいろな経験をしたいと思うようになってきた。現在は完成された商品を扱う部署だが、今後はロジスティックスグループの他のチームが担当している購買・調達の業務や、商品企画などに関わる部門でも経験を積んでいきたい。その経験ができれば、商品が生まれるところから納品されるまで一連の流れを知ることができ、私もさらにステップアップできるのではないかと、将来が楽しみになる。

1年目 総務人事グループに配属 海外庶務のほか、創業65周年行事の企画運営を担当 2年目 計画物流グループ(現・物流チーム)に異動 海外の営業拠点、生産拠点を含めた三国間貿易業務を担当 4年目 三国間貿易業務を一部継続しつつ、国内在庫計画やマレーシア品の輸入も担当

世界中のお客様への商品の安定供給と、
手袋づくりに必要なあらゆるモノの調達が使命。

ロジスティックスグループは、世界中のお客様への商品の安定供給と、手袋づくりに関わるすべてのモノの仕入れを担います。

グローバルに拡大を続けるために市場のニーズに対応し、効率的な物流と資材の安定調達を実現することは、企業戦略のうえでも重要な業務となります。関連するグループの関わりも多く、幅広い対応が求められますが、とてもやりがいのある仕事です。

その手が、未来をつくる。

わたしたちとともに未来をつくる、
仲間の応募を待っています。