地元をもっと盛り上げたい!老舗ペンションの挑戦

地元をもっと盛り上げたい!
老舗ペンションの挑戦

北村 元気 さん Genki Kitamura

北村元気 さん
Genki Kitamura

北村 元気 さん Genki Kitamura

ペンション経営

職業:ペンション経営。兵庫県但馬地域の神鍋高原でスノーボードのインストラクター、
登山ガイドなど多彩な資格を活かして、ペンション「ペンシオーネ キタムラ」を経営。

父親が元バイアスロン全日本チャンピオンだったことをはじめ、家族全員がアスリートという家で育った北村元気さん。ペンションの経営を引き継ぎ、神鍋高原の良さをお客様に心身ともに味わっていただこうと奮闘中とのこと。今回はペンションの1日に密着しつつ、さまざまな作業で使われる手袋へのこだわりについて伺いました。

自然、遊び、美味しいものがいっぱいです

--- 神鍋高原の魅力について教えてください。

神鍋は兵庫県の中でも但馬という地域に位置しますが、”天空の城”として知られている竹田城をはじめ、城崎温泉や鳥取砂丘など人気の観光地に一時間以内で行ける場所です。冬はスキーやスノーボードのお客様で賑わいますが、実は日本海まで30分程度で行けるのも魅力のひとつ。午前中は海水浴やダイビング、午後からは高原に戻ってきてパラグライダーやゴルフ、テニスなどを楽しむといったこともできるんです。食に関しても、山の幸・海の幸が四季を通して味わえます。春は山菜、秋はキノコやジビエ、冬は何よりカニがおすすめですよ。
あまり知られていませんが、コウノトリ但馬空港が近いため、羽田空港から飛行機を使えば伊丹空港経由で最短約2時間で来られます。関東からのアクセスも良いので、多くの方に神鍋に遊びに来てほしいですね。

自然、遊び、美味しいものがいっぱいです

仕事は忙しいけどやりがいがあります

--- ペンションで過ごす1日のなかで、大変なことはありますか?

朝6時には母親と一緒に朝食の支度を始め、10時から隣接のカフェをオープンし、14時30分頃まで妻とその営業に携わります。15時にチェックイン受け入れ態勢に入り、22時ごろまでペンションの仕事に就きます。夜中までお客様とお酒を飲みかわし、話が弾むこともしばしばです。

ペンションの裏方仕事は早朝から深夜まで続きます。拘束時間が長いのですが、今まで大変だと思ったことはあまりありません。私は若い頃に家を出て、国内外様々な場所でパラグライダー教室やスノーボードのインストラクター、登山ガイドなどの仕事をしてきました。結婚を機に神鍋に戻り、ペンションの仕事を継いだのですが、他にも収入の道が必要だと考え、妻とカフェ「アグリガーデン」をオープンしました。宿泊予約で予定が立てられるペンション経営とは違い、いらっしゃるかどうかもわからないお客様を待つカフェ経営は、大変というより無我夢中で試行錯誤の繰り返しです。
この仕事はやった分しか返ってこないので、やれることはすべてやるということを基本に考えています。

仕事は忙しいけどやりがいがあります

神鍋高原の魅力、楽しみを知ってほしい!

--- 北村さんの今後の目標は何でしょうか。

近郊ペンション100軒のうち後継ぎがいるのは、うちを含めて8軒ほどです。この8人でアイデアを出し合って神鍋高原でできることの開発を行っています。
たとえば、神鍋の土はブルーベリー作りに適していますが、これを単に私たちが育てて提供するだけではなく、お客様に体験してもらえるような企画を立てました。ブルーベリー摘みやジャム作りを楽しんでもらい、畑でできる野菜も収穫していただき、素材が本来もっている味を体感してもらうんです。
変わったところでは、”男の生きてく養成キャンプ”(女性も参加OKです)と銘打ち、2日間携帯電話の使用を禁止して、火おこしから始めて、ジビエを味わうという企画を行いました。自然のありがたみを感じることができた、と好評だったんですよ。

体験型アクティビティだけでなく、特産物の開発や、他の地域の方とのコラボレーションも積極的に行っています。土地のもつ特性を活かしつつ、時代にマッチした新しいスタイルを取り入れながら、神鍋の魅力をアピールしたいですね。

神鍋高原の魅力、楽しみを知ってほしい!

いつの間にかショーワグローブの手袋が増えていた

--- 使われている手袋についてお聞かせください。

ペンション経営の様々な場面で手袋が欠かせません。「グリップ」は薪割りや畑仕事などに幅広く使えて便利ですね。カニの足を切ったり、削いだりするときには「ライトグリップ」を重宝しています。やわらかくフィットするので手が疲れにくいうえ、しっかりスベリ止めがきくから、刃物を持つ手に力が入るんです。古くなったものはジャガイモ採りのときに着用しています。丈夫なので長いあいだ活用できますね。
スキー場のパトロールでは、「防寒テムレス」が、とても暖かくて気に入っています。ほどよい硬さなので、コースロープを張ったり締めたりする作業も手袋を外さずにできます。他にも圧雪車の整備や除雪作業などにも使用していますね。地元の仲間でも使っている人が多いんですよ。

これまで意識していませんでしたが、改めて見渡してみると、自分の生活の中にショーワグローブの手袋が数多くあることに驚きました。作業によって、自分に合う手袋を色々と試しているんですが、いつの間にかショーワグローブの手袋が増えてしまったみたいです(笑)

いつの間にかショーワグローブの手袋が増えていた

インタビューで取り上げられた手袋について、さらに詳しく知りたい方はこちら

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