切創事故対策
鉄板やガラス、刃物などの鋭利なものを扱う現場では、扱い方を間違えると、切創事故が発生してしまう危険性があります。作業環境や工具の取り扱いに十分注意するとともに、切れにくい特殊な繊維を使用した耐切創手袋を着用することにより、切創事故の対策をしましょう。
切創事故対策用ではない手袋を使っていませんか?
- 包丁・カッターなどの刃物を扱う際、切創事故につながることがあります。
- ガラス・鉄板など鋭利なものを扱う際、切創事故につながることがあります。
- 基板・パネルなどエッジが立ったものを扱う際、切創事故につながることがあります。
ショーワグローブの手袋なら、切創事故対策に有効です。
現場の安全を取りまく状況
「切れ・こすれ」の労働災害の多くは製造業で発生しています。
安全に関する法令
耐切創手袋の選び方
耐切創手袋を選ぶ際は、作業内容や用途に合ったものを選びましょう。
耐切創レベルに加え、手袋の厚み、コーティングやスベリ止めの種類なども大切なポイントです。
ポイント1耐切創レベル
作業用途に応じて、適切な耐切創レベルの手袋を選びましょう。
保護手袋の機械的物性強度を評価する規格基準として、EU(欧州連合)にて制定されているEN 388があります。ショーワグローブではEN
388:2016に準拠し、以下2種類の試験・評価方法で耐切創レベルを導き、それぞれ表示しています。
ポイント2手袋の厚み(ゲージ数)
ゲージとは、一定の寸法内にある編み目の目数・段数のことです。手袋の厚みは、手袋のフィット感や作業性に関係します。
ポイント3コーティング/スベリ止めの種類
コーティングの材質やスベリ止めの種類によって作業性やグリップ力などが変わってきます。それぞれの特徴を参考に、作業用途に適した手袋を選びましょう。
自動車・機械工業
作業性の向上には、作業内容に適した手袋の使用をおすすめします。
バリやエッジのある部品の組立に
鋼板、部品の持ち運びに
油を伴う作業に(機械加工など)
タッチパネル対応
金属加工・ガラス加工業
スベリ止め加工を施した厚みのあるタイプがおすすめです。
精密機械工業
静電気による製品不良を防ぐために、帯電を防止するタイプがおすすめです。
廃棄物処理業
グリップ力に優れたタイプや、厚みのあるタイプがおすすめです。
建設業
薄く、指先のフィット感に優れたタイプがおすすめです。
食品加工業
ディスポーザブル手袋のインナーとしても使える手袋がおすすめです。
※繊維製品であるため、食品に直接触れる作業には使用しないでください。
刃物の取り扱いに(カット加工・スライサーのメンテナンスなど)
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