石油・化学関連業石油製品は、種類によっては人体に害を及ぼす危険性があります。
透過・浸透・劣化の要素について使用時間に応じたものであるかを
確認し、作業に適した手袋を選択しましょう。
また、ドラム缶などの重量物の運搬には、グリップ力のある手袋が
おすすめです。
油を扱う作業に
ガソリンなどの石油製品の取り扱いには、耐油性のある手袋がおすすめです。また、可燃性の液体の取り扱いは静電気事故を防ぐ、静電気対策用手袋を着用しましょう。
静電気対策用手袋
「制電ビニローブ」は、裏布に導電糸を編み込み、樹脂部分には静電気を逃しやすい特殊配合塩化ビニル樹脂を採用した、静電気対策用手袋です。耐油性をもたせているため、油の取り扱いに適しています。
耐油性のあるオールコートタイプ
優れた耐油性を発揮する樹脂をコーティングしているので、油を伴う作業におすすめです。特殊スベリ止め加工により、高いスベリ止め効果を発揮します。
薬品の取り扱いに
化学薬品には皮膚障害や健康障害などのリスクがあります。安全対策として、耐薬品手袋の着用をおすすめします。
耐薬品手袋
EU(欧州連合)のEN ISO 374や日本のJIS T 8116など化学薬品による危険からの保護を目的に定められた規格基準にある「浸透」「透過」のレベル・クラスを参考にして手袋を選びましょう。
運搬作業に
液体の入ったドラム缶などの重量物の運搬には、グリップ力のある手袋がおすすめです。
手のひらスベリ止め加工
手のひらにニトリルゴムをコーティングしているため、摩耗強度に優れています。背抜きタイプのため通気性があり、特殊スベリ止め加工により、高いスベリ止め効果を発揮します。
手の甲側までコーティング
こぶしや手首まで手の甲側にもコーティングを施しているため、手袋内への異物の侵入を防ぎ、手の甲側も保護します。